見出し画像・出典:SBS公式ポスター
目次
オススメポイント
タイトルから、『人の心を洗脳する話』かと思ったけど全然違った!
韓国初のプロファイラーたちの立ち上げから活躍までを丁寧に描いた良作だった
キム・ナムギルの感情を抑えた静かな素晴らしい演技に感動
凶悪犯たちの事件があまりにおぞましくてゾッとするけど救いはあるよ
あらすじ(ネタバレなし)
韓国初の連続殺人が世間を震撼させるなか、犯人逮捕に執念を燃やす捜査チーム。解決の糸口をつかむため、殺人犯たちの心理を少しずつ探りはじめる。実際の事件に基づく作品。
引用元:Netflix公式より
主な登場人物
ソン・ハヨン(演:キム・ナムギル)
犯罪行動分析官 韓国初のプロファイラー
クク・ヨンス(演:チン・ソンギュ)
犯罪行動分析チームを作った人でチーム長
元鑑識官
ユン・テグ(演:キム・ソジン)
機動捜査隊、強行班チーム長
注意!私的ネタバレあり感想
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タイトルが秀逸
最初、タイトルを見て「人の心を操る系」じゃないかと勘違いして敬遠してた
(精神をえぐられるやつだと引きずることあるから苦手)
でもぜーんぜん違ったね
韓国初のプロファイラーの誕生から、周囲に認められるようになるまでを
丁寧に描いた優しい作品だった
もちろん凶悪で辛くなるような犯罪が次から次へと出てくるけど
犯人を逮捕しようとする警察官達の被害者を思う心がとにかく優しい
同僚を気にかけたり、心配するところも優しい
実在の事件を元にしているからか、犯人逮捕や事件の解決がそこまでドラマチックで劇的ではないが、
むしろリアリティがあってとても良かった
全編通して見てみたら、本当に『悪の心を読む者たち』の話だった
良くできたタイトルだ
それにしても、新しいことを始めるのは本当に大変なんだな
警察全体が新しい捜査方法であるプロファイリングを受け入れるのに時間がかかった
人間は、自分が慣れている世界(いわゆるコンフォートゾーン)から抜け出すには勇気がいるんだよね
犯人達について
常軌を逸した犯人達が何人も出てくるが、捕まって収監されても、謝罪や罪悪感などは全くないことが衝撃的だった
確かに犯人達に腹は立つけど、ここまでくるとかわいそうに思えてくる
連続殺人犯で、残忍な方法で人を殺すことが快楽である彼らが、哀れでならない
つまりは精神疾患ではなかろうか
通常の精神ではあんなことできないと思う
疾患だからと言って許される事ではないが、どうにかならないかな
幼い時に動物を殺したくなったら、それは疾患だから、治療が必要とか、なんらかのマニュアルみたいなものがみんなに浸透するといいな
あと犯人を演じた俳優さん達が見事だった
あまりに残虐な犯罪だから、演じるのにいろいろと葛藤があったとおもう
拍手を送りたいとはこのこと
苦悩するキム・ナムギル
私は今、絶賛ナムギル祭りを開催中
「アイランド」で苦悩に歪む表情のキムナムギルにどハマりした
もうねどっちも大好きなの、選べないの(選ぶ必要はないんだけど)
あとナムギルさんはアクションがめちゃくちゃかっこいいよね
過去にユンチーム長を、逃亡犯から守った時の「回し蹴り」最高でした
今回気になった人
ハヨンの昔の上司
パク・テウン(演:チョン・マンシク)
最初、融通の利かないすっごく嫌なやつで、プロファイリングとは正反対の捜査をする人物
終盤に犯罪行動分析チームに協力を求めてきて、一緒に捜査するんだけど
すっかり毒気が抜かれて、素直になっちゃってんのがすっごくウケた
プロファイリングが認められてきたと物語上見せるのに、この手法はうまいと思った
(ここでこの人出してくるの〜?やられた!と思った笑)
この人が認めたら、あとはかんた〜んって感じするよね
ククチーム長とハヨンの上司
右・ペク課長(演:イ・デヨン)
左・ホ隊長(演:キム・ウォネ)
めっちゃいい上司だった
ククチーム長とハヨンの良き理解者
立場上いろいろ大変だけど最終的には味方になってくれるんだよね
キム・ウォネは今回普通の落ち着いた役柄だったから、りお的にちょっともの足りなかったかも?(もっとギャンギャン暴れ回って欲しかった笑)
最後に
ハヨンが精神的に追い詰められて交通事故を起こしちゃったけど生きていて本当に良かった
このドラマの好きなところは猟奇的な殺人事件を扱っているのに仲間が誰も死ななかったこと
本当に良かった
⇩公式のこの写真、大好き(もう泣きそう)
(苦悩するナムギル様は大好きなんだけど、仲間と笑ってる写真はそれはそれでくるモノがある)
⇩あと公式ポスターかっこいいのよ、おしゃれだわ
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