見出し画像・出典:Netflix

★★★★☆4

配信年:2024年
全8話
配信:Netflix
原作・制作:イ・チャンヒ、キム・ダミン

 

オススメポイント

主人公の予期せぬ犯罪から始まる、クライムスリラードラマ

絡み合った大胆なカット割りと迫力あるアクションが見るものを圧倒させる

主要メンバーである、チェ・ウシク、ソン・ソック、イ・ヒジュンら3人の鬼気迫る演技が最大の見どころ

ラストは、賛否両論あるかもしれないが、私はとても面白かった

とにかくこだわっていて、おしゃれなドラマだよね

 

あらすじ(ネタバレなし)

意図せず人を殺してしまったことをきっかけに、次々と殺人を繰り返すことになる一見平凡な青年。そんな彼を、勘の鋭い刑事が執拗(しつよう)に追い詰める。

引用元:Netflix公式

 

主要登場人物

イ・タン(演:チュ・ウシク)

出典:Netflix

目標もなくフラフラしている大学生

意図せず人を殺してしまったことで、取り返しのつかない運命に巻き込まれていく

チャン・ナンガム(演:ソン・ソック)

出典:Netflix

刑事。殺人事件の捜査中、イ・タンに目をつけ追い詰める

 

ソン・チョン(演:イ・ヒジュン)

出典:Netflix

元刑事。とある事件で追われる身となる

 

注意!私的ネタバレあり感想

オシャレが前を通りまーす?

第一印象はとにかくオシャレなドラマだなと

オシャレが「通りまーす」ってかき分けてくる感じ?(意味通じるかな)

信号機一つとっても、すごくオシャレに見せてくるじゃんと思った

初めは、次から次へと場面が切り替わるからちょっとわかりにくかったし、感情移入できなかったんだけど途中からだいぶ慣れた

イ・タンとチャン・ナンガムのシーンだったのに、パッと切り替わって全然知らない土地の知らない人出てきたりとか?

2人の続き見せてよ〜と思ったけど斬新でオシャレな演出なんだろうね

人を殺すシーンとか、見せ場?にしたいシーンなどがときどきスローモーションになるから、ジョ◯・ウー監督かな?そのうちハト飛ぶんじゃないかな?っと思ったけどもちろんハトは出て来なかった 笑

主要登場人物3人の演技に脱帽

チェ・ウシク

出典:Netflix

静かな演技で変わりゆく心情を上手く表せていた

恐れを知らない呑気な大学生

(やる気のない力が抜けている表情と演技)

殺人者になったしまった恐怖におののき

(落ち着かない感じで、常にオドオド)

繰り返す殺人に麻痺して荒んでいく

(荒みっぷりが半端ない!前髪を上げて眉毛を薄くするだけでかなり印象が変わる)

 

ソン・ソック

出典:Netflix

表情や佇まいだけで、切れ者の刑事と言うことがわかるのがすごい

っていうか、ガム噛んでるだけでダダ漏れるあの色気はなんなの?(褒めてる)

考え事していても、怒り狂っていてもセクシーなのよ、なんなの?

ソン・チョンに父親を懲らされた時に見せた怒りの演技は怖いぐらい入り込んでいて鳥肌がたった(プルプルしてた)

 

イ・ヒジュン

出典:Netflix

私、初めましての俳優さんだったけど、素の時をみたら全く違ってびっくり

あんなに若い方だとは思わなかった(かなり特殊メイク施してるらしい)

粗暴なおっさんという役柄だから、歩き方や仕草をおっさんになりきって演技しているということでしょ?おっさんにしかみえない

連続殺人犯でサイコパスな感じで鬼気迫る演技だけど、わざとらしくないしどこか力が抜けていて圧巻だった

 

ストーリーについて

正直初めはそんなに面白くなかった

このドラマから何を読み取ればいいのかよくわからなくて入り込めなかったが

ソン・チョンが出てきたあたりから急激に集中して見れるようになった

 

つまりは『正義とは何か』

 

正義 その1

私が大好きな田村由美先生の漫画「ミステリという勿れ」の名言に尽きると思う

人は主観でしかものを見られない

真実は人の数だけあるが、事実は一つ

 

事実→ナンガムの父がソン・チョンに殴られ寝たきりになった

それぞれの主観

ナンガムの真実→殺人鬼ソン・チョンに父の復讐を誓う
ソン・チョンの真実→麻薬を横流ししていた悪徳上司に鉄槌を下しただけ

とんでもない冷徹な連続殺人鬼だと思っていたソン・チョンの見え方がすっかり変わってしまった

(先に殴られていたのはソン・チョンの方じゃーん)

人の数だけ真実があるなら、麻薬を横流ししていたナンガムの父にも何かしら同情できる事情があったのかもしれない

正義って偏った真実を追い続けるととんでもない間違えを犯してしまう、怖い怖い

 

正義 その2
刑事ナンガムが連続殺人犯だと確信したイ・タンを逮捕しなかった件

単純に正義を貫くなら、事情があっても殺しは殺し逮捕するべきだけど、りお的にはあまりモヤっとしなかった

 

多分ノ・ビン(イ・タンの協力者)の存在が大きい

イ・タンを正義のヒーローと崇めて、全ての罪を被って死んでしまったノビン

(歯型までタンと一緒にして!)

ノ・ビンの遺言?みたいなものを無下にはできなかったから逃したのではないか

あと、快楽的殺人者なソン・チョンと違って、苦しみながら命を削って、殺しをするタンに同情してしまったのではないかと思う

 

そしてイ・タンの特別な能力

  • 極悪人を一目見ただけで見抜ける(鳥肌が立つ)
  • 証拠が次々に無くなる

ノ・ビンがイ・タンの罪をかぶることも、ナンガムが逮捕しないこともイ・タンの能力がそうさせているとしたら神が決めたこととなる

以上のことから逮捕しなかったことは違和感がなかった

 

最後に

出典:Netflix

ソン・ソック、あのお髭のビジュアルとても好みで良かったんで、タバコ吸うところ見たかったな〜

ソック氏の喫煙シーン大好きなんだよね

まあ風船ガムも良かったんですけど

 

ソン・ソックの部下ヨンジェが生きてたのと(結構大胆に2階の窓から転げ落ちたけど)

ワンコが生きていたのが、めっちゃ救いだった

犬とソン・ソックもアリだな(めっちゃ良い)

 

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