トップ画像・出典:SBS

★★★★☆4

放送・2019年 韓国
全16話
放送・SBS

 

オススメポイント

これ、結構おもしろかった

チソン演じる医師の主人公が、刑務所に収監されている所から始まる

とても興味をそそられて

「掴みはオッケー」という感じで、飽きずに見れた

テーマはちょっと重めで、わかりにくい病気の人の病名を探し当て「救える人は救う」が前提なのだが、

いずれ必ずくる命の期限の時『人はどのように生きてどのように死ぬのか』を描いているドラマだと私は感じた

主人公が、患者の苦痛を減らして、より良く生きられるように一生懸命に這いずり回るシーンは感動した

いろいろ考えさせられる、良質な医療ドラマだと思う

 

主な登場人物

チャ・ヨハン(演:チソン)

 

とある犯罪を起こし刑務所に収監される

のちにハンセ病院のペインクリニック科教授

 

出典:SBS

 

 

 

カン・シヨン(演:イ・セヨン)

 

とある事情で医師の仕事から離れていたが

のちにハンセ病院のペインクリニック科レジデント

 

出典:SBS

 

 

 

 

 

ソン・ソッキ(演:イ・キュヒョン)

 

ヨハンと敵対関係にあるソウル南部地検の検事

 

 

出典:SBS

 

 

 

 

イ・ユジュン(演:ファンヒ)

 

ハンセ病院ペインクリニック科フェロー

 

 

 

出典:SBS

 

 

 

 

カン・ミレ(演:チョン・ミナ)

 

シヨンの妹で

ペインクリニック科レジデント

 

 

出典:SBS

 

 

 

あらすじ(ネタバレなし)

事故に遭った父を救えなかったことで医師としての自信を失ったカン・シヨン(イ・セヨン)は、韓国を離れようとしていた。そんな時、知人の頼みで矯正医官としてバイトすることになったシヨンは、そこで囚人服を着たチャ・ヨハン(チソン)と出会う。医師だったヨハンは3年前に患者を安楽死させた罪で服役していたのだった。医師として天才的な腕を持つヨハンの指示によって患者を救ったシヨンは、再び医師の道を歩むことを決意する。ハンセ病院のペインクリニック科のレジデントとして復帰したシヨンは、出所後に教授として白衣をまとったヨハンとの再会を果たす。2人がさまざまな難病に立ち向かう中、ヨハンの前に検事のソン・ソッキ(イ・ギュヒョン)が現れる

医師ヨハン日本公式サイトより引用 https://culture-pub.jp/doctorjohn/

 

注意!ネタバレあり感想

俳優・チソンの魅力

今回の「医師ヨハン」でチソンさんが皆さんに愛される理由がわかった気がする

「キルミーヒールミー」とか「秘密」の時は『かっこいいね』ぐらいだったけど

とても演技がうまくてオーラがあって、ちょっと見え隠れする陰りが少しセクシー

すっかりファンになっちゃった

 

キャラもサイコーだったな

「無痛症」という病気を隠して、医師として患者に尽くすところとか

いろんなことを我慢して生きているところとか、切なくてキュンキュンしちゃう

1番心に残ったエピソード『未知のウイルス』

神父さんの40年以上潜伏した“類鼻疽”の話

そんなに潜伏するウイルスがあるのかとびっくりした

詳細な検査ができる機械を使用せず、この病名にたどり着いたのは本当にすごいし、とても爽快だった

 

専門家やお医者さんからしたら、「そんなことできるわけあるかっっっ」(笑)みたいなツッコミがあるかもしれないけど

離れた場所にいる、ペインクリニック科のみんなで知恵を出し合って答えを導き出したのは、仲間っていいなと思った

 

 

ヨハン&カン・シヨンのラブラインについては

病気を抱えるヨハンが、初めてその重荷を一緒に背負ってくれそうな人を見つけられてよかったねと思ったし、とてもお似合いなんだけど

シヨンの過剰な心配がちょっと(いやかなり)うるさかった

いや…確かにその立場になったらめっちゃ心配するかもしれないけど

ヨハンだって医者だし、もうちょっと信用してあげてもいいのではないか?と思った

まあ…もっとあれこれ言いたいの我慢して理解しようとしてるシーンもあったので、そこは良かったと思う

「できることなんでもお手伝いするよ」

「いつでも相談してね」

と気持ちは伝えて、

あとはそばで見守る…くらいがちょうどいいと思うよ…

 

あと…ヨハンが海外に行く時、やっと心が通じて空港でキスをするのだか

個人的に

大勢の人の前でするキスシーンは興醒めしちゃうし、照れるからあまり好きではないんだよね(笑)

ひっそりキスしようよ〜誰もいない更衣室とか…by嫉妬の化身(笑)

 

まめに連絡を取り合っていた遠距離恋愛でしたが、突然音信不通になってしまう

それはヨハンの病気が悪化してしまったからだけど

なぜカン・シヨンに内緒なんでしょうね?

心配をかけないため?

また、しつこく小言を言われるから?(それはないか笑)

 

空港でキスまでして完全に恋人関係になったのに、

体調が悪くなって最愛の人に連絡しないのは、ちょっと違和感あって…

百歩譲って、ヨハンが余計な心配をかけないために連絡しないのは良しとしよう

 

でもカン・シヨンはもうちょっと何かしら出来たんじゃないか?とちょっと思っちゃう

現地に会いに行ってもよかったと思うけど?

なにがあったのか訳もわからず、3年も放置して諦めちゃうのが変な感じでした

まあでもラストはドラマチックにしなくてはいけないからしょうがないけど、

2人が会えない理由が、「あら〜それはしょうがないかぁ〜」だったら、

会えた時もっと感動したと思う

その部分はちょっと残念でした

 

最後に

とても丁寧に作られ、良くできた医療ドラマで、人の生き死にを扱っているのに重くならずさらっと見れました

「人はみんないずれ死ぬけど、死に際にいかに苦痛を減らし人間らしく生きるか」

ということを考えさせられた

ヨハンのね…「一番大事なのは患者の苦痛を取り除くこと」というのがブレなくてとても好感が持てた

こんなお医者さんが近くにいたら頼もしい

 

 

 

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