見出し画像・出典:出典:Netflix公式Twitter

★★★★☆4

タイトル 「キル・ボクスン」
原題 (길복순)
公開日   2023年3月31日
脚本・監督 ビョン・ソンヒョン
上映時間   137分
配信・配給  Netflix

 

オススメポイント

とっても面白かった!

これが噂のアクションノワールというやつか…

特筆すべきは主演を演じるチョン・ドヨンの果てしないかっこよさ

アクションもかっこいいけど、

人を殺す時の表情が、妖しく、美しく、かっこいい

親子の話であり、“仕事“に対するプライドの話であり

理屈ではない深い愛の話でもある

 

簡単なあらすじ

暗殺業界にその名をとどろかす伝説的な殺し屋も、家に帰れば10代の娘をもつシングルマザー。そんな彼女にとっては、殺しより子育ての方が何倍も難しい

 

2007年カンヌ国際映画祭で女優賞に輝いたチョン・ドヨンが主演を務める、ピョン・ソンヒョン監督によるアクションサスペンス。

Netflix 公式ホームページより引用

 

主な登場人物

ギル・ボクスン(演:チョン・ドヨン)

出典:Netflix 公式ポスター

シングルマザーで娘を育てながら、敏腕殺し屋として仕事を請け負う

暗殺請負会社「MKエンターテイメント」に所属している

愛称は「キル・ボクスン」

 

チャ・ミンギュ(演:ソル・ギョング)

出典:Netflix 公式ポスター

「MKエンターテイメント」の代表

殺し屋としての腕も超一流

ボクスンとは若い時からの」付き合いで、殺しの先輩でもある

 

チャ・ミンヒ(演:イ・ソム)

出典:Netflix 公式ポスター

ミンギュの実の妹であり、「MKエンターテイメント」の理事を務める

兄に執着している

 

ハン・ヒソン(演:ク・ギョファン)

出典:Netflix 公式ポスター

「MKエンターテイメント」所属の殺し屋

ボクスンの後輩で飲み仲間の一人

 

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注意!私的ネタバレあり感想

これだけは最初に言いたい!!例の件

一番最初に出てくるボクスンの敵

ファン・ジョンミン演じる在日2世の日本語力問題 笑

これにはめちゃくちゃウケた

 

在日2世ならば韓国語は話せそうだし、

流暢に話せないならわざわざ日本語にしなくても 笑

なんとかならんのか?と思ったけど(俳優さんは全く悪くない)

まあこんなもんかとも思う

 

 

 

チョン・ドヨンという女優の魅力

最近「イルタスキャンダル」を見たばかりで、

チャン・ドヨン、存在感あって素敵だな〜って思ってて

でも…くるくるの前髪が…ちょっと老けて見えるぞ…と思ってた

出典:tvN「イルタスキャンダル」

さらさら前髪になったら…⇩

出典:Netflix公式Twitter

スタイリッシュですっかり若々しくなった 笑

一流の女優さんだから、役に入り込んでいて、目つきやまとうオーラが違うから別人に見えるのだろうな(決して前髪だけのせいではない)

 

この映画の魅力の一つは、

殺し屋「キル・ボクスン」と、母親「ギル・ボクスン」の対比にあると思う

全く相意入れないキャラのギャップがとても魅力的に感じるのかもしれない

 

親がクズで暴力を受けていたから、抵抗なく殺しを仕事にするようになった

自分は殺しをしているが、娘には知られたくないし、ましてや自分と同じ道に来るなんてありえない

「矛盾の中の真実」

誰かしら持っているものだと思う

 

その難しい役柄をサラッとこなすチョン・ドヨンは、ただ素晴らしい

出典:Netflix公式Twitter

 

そして、自分より年上の女優さんが、縦横無尽に動き回る様を見せられたら、

「腰痛い」とか言って動かない自分がすごく恥ずかしい

(もちろんスタントの人使っていると思うけど)

 

一番好きな殺し

出典:Netflix公式Twitter

たくさん戦闘シーンはあるけど、私が好きなのは

「さっきまで飲み仲間だった同士との殺し合い」

 

MKの理事ミンヒの策略で、殺し合いに発展するんだけど、

「あーあやっぱりこうなるか」って少し残念そうな感じでボクスンがガンガン殺し始める

でもどんどん「楽しい」って表情になっていって、ああこれが人間の性というものなのかと思った

 

 

 

ヒソン役、ク・ギョファンについて

出典:Netflix公式Twitter

「D.P.ー脱走兵追跡官ー」で一気に私の推しにのし上がったク・ギョファン♡

全く予習をせずにこの映画を見たので、ク・ギョファンが出てきた時は

「おぉ、ラッキー♡」と思った

しかも最初から何やら不穏な空気で、

「僕のこと殺しますか?」とヒソンが言った時

あーこりゃ死ぬな…と、フラグが立ったなと思っちゃった

 

でもその後まさかのベットシーンが出てきて、びっくりドッキリで

ちょっとニマニマしちゃった

代表がヒソンを気に入らなかったのはボクスンに近すぎたから?

二人の特別な関係に気づいていての…嫉妬かも?

 

 

ラストについて

出典:Netflix公式Twitter

チャ代表のセリフ

どちらが苦しいか

「俺がお前なしで生きることと」

「お前がこの決闘を娘に見られること」

 

このセリフって愛の言葉なんかな?

ボクスンにとって、殺しの現場を娘に見られるということは、あってはならないことで

それと同等ということは、相当強い気持ちになっちゃいますけど?(ドキドキ)

最後の最後でラブロマンスが垣間見れるとは思ってなかった

 

そして娘は、本当に殺しの現場の画像を見ていたのか?

最後の好きだった子に言った「殺しちゃうか」は本心なのか、

色々と謎が残る感じで終わったが、

私にはボクスンの後を継いで、一流の殺し屋になる未来しか見えないな

 

最後に

過去編で、イ・ジェウク出てきたね〜(チャ代表の若い時)

出典:Netflix公式Twitter

短い出演でもバッチリな存在感!

やっぱりかっこいいね

 

あーあと、

ママ友会のランチのシーンで

全員がツイードのジャケットを着ていて

 

ママ友=ツイードという構図が出来上がっていてめちゃウケた

 

カッコよくて、スタイリッシュでおしゃれな映画でした

 

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