見出し画像・出典:Disney+公式
目次
オススメポイント
(私的に)『私の解放日誌』や『マイディアミスター』がお好きな方は
きっと興奮して最終回まで見れると思う
本当にオススメ!
シム・ウジュが、父親と一緒に逃げた不倫相手の息子ハン・ドンジンに復讐しようとするお話だが、
そこまでドロドロハラハラする感じではなく、
悲しみなどから立ち直り、過ちを許す
成長の物語だと思った
愛してはいけない人を愛してしまう、悲しみ、苦しみなどで切なさ大爆発!
めちゃめちゃ泣ける
主演の2人、キム・ヨングァンとイ・ソンギョンの
感情を抑えた演技が素晴らしい
セリフを極端に抑え、表情(特に目!)の演技で見るものを魅了する
あらすじ(ネタバレなし)
13年間、連絡を絶っていた父の訃報と共に、引っ越しを余儀なくされたウジュたち家族。
生まれ育った家を突然失ったウジュは、“苦しんだ分だけ返してやろう“と復讐を決意する。
ところが、その相手は後ろ姿まで孤独に見える心優しいドンジン。
果たして復讐を遂げられるか。
引用:Disney+公式
主な登場人物
シム・ウジュ(演:イ・ソンギョン)
シム家3兄妹の次女
ドンジンへの復讐のため、「チェソン展覧」にバイトとして潜入する
ハン・ドンジン(演:キム・ヨングァン)
「チェソン展覧」の社長
真面目で心優しく社員からの人望も熱い
ウジュのことを何かと気にかける
シム・ヘヨン(演:キム・イェウォン)
ウジュの姉でシム家の長女
銀行で働く
恋人と二股をかけられて破局したばかり
ユン・ジュン(演:ソンジュン)
ウジュの親友で薬剤師
シム家3兄弟のよき相談相手
ウジュが復讐をしようとしていることを知っている唯一の人
カン・ミニョン(演:アン・ヒヨン)
ドンジンの元彼女
ドンジンに未練があり、隣の部屋に引っ越してくる
注意!私的ネタバレあり感想
(韓国ドラマ「主君の太陽」のネタバレがちょっとだけあるので注意)
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画面の雰囲気、脚本、キャストの演技全てが最高
2023年上半期(今のところ)NO.1ドラマでございます
めっちゃ面白かった!!!
まず、画面の色がなんとなくオレンジっぽいドラマ好きだわ 笑
「私の解放日誌」とか「マイディアミスター」とか
ちょっと映画っぽくて入り込める
そういう手法?なのかな?
脚本がとっても好みです
他のドラマもみたいなーと思って、キム・ウジン先生を検索してみたけど
上がってこなかったんだよね
新人さんなのかな?すごいな〜
主人公2人があまり喋らないキャラで、セリフが少なめなんだけど
話したら話したで、一言一言が秀逸というか、妙に納得させられる言葉選び
ウジュのセリフ
「それでもきっと大丈夫」
「歩き方で分かることってあるでしょ」
「乗り越えられるはず」
「私には分かる」
普段ほぼ話さなず、慰めたりしない人が、(むしろちょっと冷たい)
こういうこと言うと、効くよね〜そりゃ好きになっちゃう♡
キャストの演技もほんと神がかってる気がする
主人公2人の感情を押し殺して、理不尽さや悲しみに耐える様に
何度も泣かされた
ドンジンの母親役の女優さんも見事なヒール役で
あそこまで嫌悪感を抱かせるキャラクターはなかなかできないよね
キム・ヨングァンの魅力
初めましては「ピノキオ」で、ハマらず…
「ウチに住むオトコ」は途中で挫折したので、魅力は分からず
だけど、今回のドラマで私的魅力爆発!!
もちろんイケメンで高身長で素敵なんだが
〇〇アキコさんみたいな髪型で、辛気臭い顔をして、定番のキラキラ王子様とは程遠いけど
私好みの苦悩に満ちた表情がこんなにも素敵な人だったなんて!?
すっかり推しの1人になりました
苦悩に満ちた表情と言っても、ただ苦しんでいると言うより
優しさや切なさが滲んでて本当にドキドキします
一番好きなセリフは
第11話、ウジュがドンジンの家を訪れた時の
どっっきーん!と心臓を鷲掴みにされた
大したことないセリフなんだけどな〜
絶妙な間で、あの表情で言われると
もう動悸が止まらない
下手なラブシーンよりめちゃめちゃドキドキするわ
(あ、ただベットシーンの時、ドンジンが黒いタンクトップを着ていたところは、ちょっとがっかりした 笑 裸じゃダメっだったのかな?ちょっとダサく見えちゃったんだよね 笑)
ストーリーについて
ウジュとドンジンが愛し合っているのに、一緒にいることができない理由が
明確で、納得のいくものなので、物語として違和感なく入り込める
「父親と駆け落ちした愛人の息子」
これ以上のタブーはなかなか無い
ドンジンがパリピみたいな社長だったら、堂々と復讐できるんだけど
あのような、悲壮感たっぷりの後ろ姿見せられたら恨めない
その話の流れも無理がなくてすんなり受け入れられた
みんなが何かしらの問題を抱えている
ドンジンは「母親の存在自体」
ウジュは「父親の不貞と復讐に囚われている」
ジュンは「気を許した人としかうまく話せない」
ヘヨンは「職場に二股相手の女性が乗り込んできてパニック障害」
ドンジンの元カノ・ミニョンは「お酒に依存」
ドンジンの宿敵・シン社長は「奥さんを助けられなかったという苦しみ」
みんな何かに苦しんで囚われていて、それでも幸せになろうともがいている
そこが、私だけではないと安心するし、勇気をもらえる
「1年間離れ離れ」に初めて納得した
注意!「主君の太陽」ちょっとだけネタバレあるよ↓↓↓
ウジュとドンジンがお互いの気持ちを押し殺してお別れして
1年間一度も会うことがなかったのだが
ウジュの姉・ヘヨンにとって気持ちの整理をつけるのに必要な時間だった
まあね、ヘヨンもジュンとうまくいって幸せだし
自分が幸せで、安定していると人の幸せも喜べる
最終回間近で、「愛し合う主人公カップルが何年間か離れ離れになる」と言うのは韓国ドラマの定番中の定番だけど
今回ほど離れることに納得できたドラマは初めてだな
「主君の太陽(めっちゃ好きなドラマ)」の
ゴンシルが1年間アメリカに行く理由はいまだに意味わかんないもんね
離れ離れの間も、ウジュとドンジンがまだお互いに気持ちがあると、しっかりと描かれたいたので、「どうなのかな〜?」とモヤモヤすることはなく、視聴者たちの欲しい情報をきちんとくれるので、素晴らしい脚本だと思った
ドンジンの母親について
あのような母親って本当にいるのかな〜?
流石にしんどいね
ぶっちゃけ、結構なことやったんだから、刑務所に入って少し反省するのもありかと思った
まさに因果応報
でもあのドラマは私的に“許し“がテーマだと思っているのであれで良いのかとも思う
最後に
弟がね、何気にいい役してたと思う
一見「残念な弟」なんだけど
ギャーギャー騒ぐこともなく本質を見る目があって姉思い
いろいろと抑圧してくるウジュに
「いつかやってやろうと思ってたけど気の毒でできない」
というシーンはとても心に残った
あまりに面白くて、次の日朝から仕事だったにも関わらず
完徹して一気に見た
止められなかったほど面白い!!
結構ロス中です
キム・ヨングァンの作品もう一度見直してみようかな♡
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